姉のお詫びの印は、高級なシャインマスカット
昨日は、旦那が泊まりで出かけていたため、わたしも泊まりがけで実家に帰り、ゆっくりと過ごせた。
今朝、家族が自宅まで送ってくれると言うから、早めに実家を出て、わたしの家の近くにある有名なお店でお昼ご飯を食べることに。
人気店で結構並ぶから早めに行かないと2、3時間は待つはめになるだろうからと、実家を10時半には出ようと話していた。
それなのに、もう準備しないと間に合わないという時間帯になってから、姉は靴を洗い出したり、母はバスマットや玄関マットなどを洗濯機に入れて洗い出したりと、せかせかと動きはじめるではないか。
用事があるから14時にはご飯屋さんを出て家に帰らないといけないって言っていたから、早く行かないと食べられないかもしれないのに。
イライラが最高潮に達した頃、ようやく準備ができたようだ。
予定より1時間近く遅くなってしまったため、食べられる確率は極めて低くなったが、少しの希望を持って向かった。
結局、着いたのは正午を少し回った頃だった。ちょうど昼時だ、店の外にはずらーっと行列が。
名前を記入しに店の入り口に向かうと、そこにも人、人、人だ。そして、紙にはすでに23組もの名前が書かれているではないか。予想をはるかに超える人気ぶりだ。
だからあれほど言ったのにと、もうボヤキが止まらない。
駐車場に並ぶ車のナンバープレートをみると、ほとんどが県外だ。
ダメもとでお店の人に後どのくらいで入れるか聞いてみると、
そうですね、何時間かはかかるでしょうね
と、とってもアバウトな返答。
諦めて帰ろうとするわたしに申し訳なく思った母が、なんとか食べられないかとお店の人に食い下がる。
すると、メインの単品のみの持ち帰りなら比較的早く準備ができるとのことで、それを買ってわたしの自宅で食べることにした。
冷蔵庫には何も入っていないため、近所のスーパーにも寄っておかずの材料を調達し、ちょっとした定食が完成。
こんなにグダグダになって、思い描いていた立派な定食も食べられなかったが、まぁまぁ楽しい昼食になった。
今日はもう朝から散々だと思ったが、こんな感じになってしまったお詫びにと、姉が買ってくれた立派なシャインマスカットを旦那と2人で食べながら、
このマスカットほんとに美味しいね〜
と、笑顔になる。
自分ではこんな高級な果物を買うことがないから、美味しさもひとしおだ。
昼間はあんなに並ぶんだったら二度と行かなくていいと思っていたが、今度はゆっくり時間があるときに、また家族みんなでリベンジを試みようと思えた。
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