この1万円は誰のモノ?

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さぼり癖が発症

 

水曜から昨日までの5日間、ブログをサボってしまった。

一ヶ月間は毎日書こうと思っていたが、

仕事が忙しく、忙しい仕事が終わったらぐだーっと。

気付けば、5日間もゴロゴロしてしまった。

 

ブログを書いていないこの数日間、旦那と喧嘩をすることもなく、まぁまぁ平和だった。

今日はそんな旦那との昨日のやりとりを綴るとしよう。

 

旦那の策略にハマったわたし

 

土曜、泊まりがけで友人の結婚式へと行っていた旦那。

いつもギリギリになってからしか行動しない旦那は、木曜の夜に新幹線を探し始めた。

もちろん、わたしに新幹線代を請求するためだ。

 

普通電車や快速電車を乗り継いで行けなくもない距離だが、乗り継いで行くと安く済むが2時間以上かかるらしい。

 

新幹線を調べたところ40分程で目的地まで到着するが、乗り継いで行くのと比べると5千円以上高い。

 

そこで、旦那は悩む。お金を取るか、時間を取るか。

スマホにらめっこしながら、

んーんー

と悩んでいる旦那に、

タイムイズマネーって言うし、新幹線で行って良いよ?

と声をかける優しいわたし。

なんと、できた妻であろうか。

 

それでも旦那は、

んーどうしよー

と、うじうじ悩んでいる。

そんな旦那を見かねて、わたしは云ってしまった。

….わかった。新幹線代をあげるから、普通電車で行くか新幹線で行くかは任せるよ。もし普通電車で行くなら、差額の5千円はお小遣いにしていいよ。

 

すると、旦那はすぐさま

えっほんと!?じゃぁ、普通電車で行く!

 

おいっ!!!!

もう少し悩めよ!!!!

とういうか、ただでさえ、家計費からご祝儀で3万円持って行かれるのに、

新幹線代の10,700円まで取られたら、家計はピンチだ。

しかも、来週の土曜も結婚式が入っているから、

交通費とご祝儀でこの倍の金額が今月の家計費から引かれる。

 

このことを考えたら、

いいよ、今月2回も結婚式があって家計大変でしょ?普通電車で行くから大丈夫だよ。

というのが普通ではないだろうか。

 

はぁ…旦那は自分のお小遣いのことしか考えなくていいから、いいよな。

 

結局、無駄に旦那に5千円あげるはめになってしまった。

 

 

結婚式当日、普通電車で行くと決めた旦那は朝7時40分に家を出るという。

5千円取られたあげく、わたしも一緒に早起きして駅まで送って行くはめになった。

踏んだり蹴ったりだ。

 

あぁ、なんであんなこと言ってしまったのか、最悪だ。

 

この1万円は誰のもの?

 

そんなこんなで、昨日旦那が結婚式から帰ってきた。

引き出物が入った袋をリビングに置いて、

疲れたのかソファーに寝転んでスマホをいじる旦那。

引き出物を開ける素振りはなし。

 

何が入っているか気になって仕方ないわたしは、旦那に許可を取って代わりに引き出物を開ける。

 

そんなわたしの目に、一枚の封筒が写る。

 

そこには、『金一封』の文字。

中身を見るとなんと、一万円が入っているではないか。

 

ねぇ、これなん?

と聞くわたしに目を向けた旦那が慌てて封筒に手を伸ばす。

わたしは、渡すまいと旦那から封筒を遠ざける。

続けて、

お車代?…お車代なら、新幹線代渡したからこの1万円もらうね。

と云うわたし。

 

すると、

違うって!それは違うの!えーっと、その、そう!2次会のビンゴで当たったの!

お車代なら金一封じゃなくてお車代って書いてあるはずでしょ?ね?

俺がビンゴで当てたんだから、この1万円は俺のでしょ!

それに1万円当たったからって、

ホテルに帰って部屋飲みした時の酒代とかつまみ代とか全部俺の奢りにさせられて、

それなのにアンにこの1万円没収されたら俺、赤字やん!

と息づきもせずに訴えてくる旦那。

 

旦那の必至加減に笑えてくる。

あーもう、引き出物の袋から出しておくべきだった。もう最悪やん。

とブツブツぼやいている。

旦那の手は、未だわたしの手の中にある封筒に伸びているままだ。

 

くじ運がない旦那なのに、1万円当たるなんて珍しいこともあるもんだ。

まぁでも、それもそうか、じゃぁ旦那が云うようにビンゴで当たったんだろう。

 

じゃぁこの1万円は、あなたが当てたんだからあなたのものだね。

そう云って封筒を旦那に返す。

嬉しそうに受け取る旦那に続けて、

じゃぁあなたのお財布にある、1万円をわたしに返してね。

と云って、旦那の財布を渡すわたし。

 

そう、わたしは

何かあるか分からないから一応渡しとく。何もなかったらちゃんとこのお金は返してね。

と言って見送りの際に駅で1万円を持たせていたのだ。

 

そう、どちらにしても彼の1万円は、家計費に戻る運命だったのだ。

 

念のためにと渡した1万円のことなんぞ、忘れていたのであろう旦那は、

あっという顔をして、

財布からしぶしぶ1万円を出してわたしに渡す。

そして、不満げに金一封と書かれた封筒から1万円を出して自分の財布に入れる。

 

彼は、結果的にお小遣いが計1万5千円も増えているはずなのに、なんだか不服そうだ。

これ以上家計を苦しめてどうするつもりなんだと声を大にして言いたいが、

しゅんと落ち込んでいる旦那を見ていると、これ以上云うのはよそうと思う。

 

たぶん、ビンゴで1万円当たっていなかったら、なにかと理由をつけられて、

念のためにと渡していた1万円を踏み倒されていたに違いない。

 

危ない、危ない。

彼は、一度自分の財布に入ったお金はもう自分のモノだと思うようだ。

これが分かっただけでも、収穫と云えよう。

今後は、なにか対策を考えなければ。

 

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