食の好みが合わない夫婦は不幸!?
「チョコミント」は旦那の大好物。
アイスのなかで、一番好きなんだとか。
『大阪人には不評』とTVでは聞いたことがあるけれど、どちらかというと私も苦手な方である。
歯磨き粉のような味とまでは感じないが、あの妙に爽やかなのがどうも苦手…。
ミント味のガムなんかは好んで食べのだが、甘いチョコ×爽やかミントの組合せがどうも私の舌をむず痒くするようだ。
旦那は「こんなに美味しいのに!」と何故か無理矢理にでも食べさせようとするのだが、そんなに美味しいのなら一人で存分に堪能すれば良い。
「ねぇひとくちだけ食べてみいって!」と私の口にスプーンを運ぶ。
「いや…食べたことあるから、味分かるし」と心の中でぶつぶつ言いながらも、しぶしぶ口を開ける。
「ねぇ!美味しいでしょ?」と、満足げな旦那。
「う〜ん。まぁ美味しいね…」と返すと、
またもや「ねぇ!やけん言ったやろう。俺のおかげ」とご機嫌なご様子。
大きなチョコミントのアイスパフェを美味しそうに食べ続ける旦那を横目に、気付かれぬよう睨んでみる。
ちなみに、私はベリー系が好きだ。
サーティワンアイスクリームに行けば、いつもストロベリーチーズケーキをチョイスする。あとはかき氷も好き。
旦那は、どちらかというとそれらが好きではないという。
かき氷は、「なんで氷に300円も出さないといけないのか」という理由で、お祭りでは決して買わない。
という割には、アイスボックスは時々買ってくるもんだから、旦那が考えていることはよく分からない。
私は、お互いに違うものをチョイスした際、「ひとくち食べる?」とか「ひとくちちょうだい」と言うようにしている。
理由は、食べ物に関しては別に無理強いする必要はないと思っているからだ。
しかしこのやりとりは、チョコミントに限ったことではない。
食の好みが合わない夫婦
残念ながら、私は好き嫌いが多い。
漬け物はキムチと福神漬け以外好きじゃないし、トマトも納豆も、青魚の刺身なども受け付けない。
珍味と言われるような物もあまり得意ではない。
だが、旦那はこれらが好物。
買い物は基本的に私が行くのだが、結婚当初は自分が嫌いな食材はあまり買っていなかった。
すると旦那が、「好き嫌いが多いと俺の好きな物も食べられない」と駄々をこね出した。
「確かに申し訳ないな」と思い、それからは極力買うようにしているのだが、私が買ってきた物を旦那一人で食べるのも不満だと言い出す。
とにかく、旦那は偏食の私が気に入らないらしく、いつも「とにかくひとくち食べてみ」と、普段「あ〜ん」なんてしないくせに、こんな時に限って丁寧に口まで運んでくるのだ。
そのおかげで、どうにかトマトや高菜は食べられるようになったが、やはり好き好んで食べようとは思わない。
旦那がうるさいから仕方なく食べているようなものだ。
まぁここまで話すと、単に私がワガママのようにも感じるが、旦那も嫌いな食べ物はもちろんある。
例えば、ブロッコリーやグリーンピース。
「自分だって嫌いな物あるやん!私は旦那が嫌いな物は極力出さないようにしてるんだよ」と、その点を指摘すると、旦那は決まって同じことを言う。
「俺は嫌いだけど、出されたら食べる」と。
もちろん私だって、嫌いな食べ物が旦那の実家で出されたら頑張って食べている。
つい先日、夜ご飯を食べた後にお腹がすいたとごねる旦那に、冷凍食品のペペロンチーノを出したら、旦那が「少し食べる?」と言ってブロッコリーばかりを私の口に入れてきた。
「それ、嫌いやけんやろ!」と言うと、「好きやろ?」とひと言。
まぁ確かに好きだけれども、「嫌いだから食べて?」と素直に言えないものだろうか。
このあいだ外食したときもそうだ。
チキンライスからグリーンピースを器用に取り出しては、次々に私のお皿へと運んできた。
「お前は小学生か!」と突っ込みたくなった。
私が嫌いな物も食べてくれるから別にいいのだが、何が「俺は嫌いだけど、出されたら食べる」だ。
このひと言だけは、どうか撤回してはくれないだろうか。
だいぶ話が脱線してしまったが、
今年もたくさんチョコミントを食べるはめになるだろう。。。
そのうち、あの爽やか×甘い味わいがクセになっているかもしれない。
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